その25 世の中って助け合いで回ってる(自分に言い聞かせてる)
大学では福祉系のボランティアをしていました。
現在は小さな会社の総務課で働いています。そこには、憎めないけどクセがちょっぴり強い課長がいました。
福祉の視点と感情で揺れ動いている様子が、同じように人間関係に悩んでおられる方のヒントになればいいなと思っています。
てんやわんやの毎日を読者になって応援してくださったら、明日からも仕事がんばれそうです。
世の中って助け合いで回ってる
以前の記事で、課長が掃除のおっちゃんの誕生日にひょうたんのプレゼントと手紙を渡しておっちゃんを引かせた、ということがありました。
このときは、課長は50代後半だけど、精神年齢は小学生か中学生のどこかで止まってるんだろうな、と思っていました。
今回はそんな手紙にまつわる奇跡の話です。
後輩A:どうしよう。このままだと取引先失うかもしれません。
課長:どうしたの?
後輩A:大きなミスをしてしまいました。
課長:わかった。俺に任せて。
私:(やばい予感。)
3日後
課長:昨日手紙を取引先に送ったよ。
後輩Aと私:え?
課長:ほら。
後輩Aと私:え!!!
課長:大丈夫、部長に添削してもらったよ。何回も書き直したよ。
私:(とりあえず、ホッ。)読ませてもらってもいいんですか。
課長:もちろん、いいよ。
私:(手書きの手紙!!パソコンではなく!謝罪と今後の取引の継続のお願いが拙い文章と拙い文字で書かれている。けど、気持ちはとても伝わる。ちょっと泣きそう。)
次の日
後輩A:取引先との継続、決まりました!!
私:課長!課長の手紙のおかげですよ!!
課長:これしかできないだけだよー。
理解の視点
日頃の言動から、課長は少し幼い印象であった。ただ、その独自の視点で手書きの手紙を書き、人の心を動かした。
感情
そんなことあんねやー!!!助け合いで世の中って回ってるんやなぁ。
クセつよ課長と悩める部下の毎日は続きます。
たまにはほっこりすることもありますよ。
気分いいからなんか買おうかな。
ここから何かしら買ってもらえたらこんな毎日でも元気でます。